日系ブラジル人を中心に人口の約16%を外国人が占める群馬県大泉町で30日、2001年に中止された「サンバパレード」に代わるイベントとして「大泉カルナバル」が開かれ、サンバのリズムに地元住民や観光客ら約2000人が酔いしれた。
4月に発足した大泉町観光協会が主催。女性が肌を露出して踊るパレードへの反対意見もあり、体育館の特設ステージでのライブとなった。東京・浅草や地元のサンバグループが息の合った演奏とダンスを披露し、韓国の伝統芸能サムルノリなども演奏された。
町観光協会の若旅吉昭会長(65)は「外国人も巻き込んで町おこしをするのがこれからの課題。大泉カルナバルはその第一歩」と強調。東京都豊島区から来た翻訳家成瀬雅実さん(41)は「地元のお年寄りが多く来るなどサンバが地元に根付いているのに驚いた」と話した。
大泉町では、1990年代に日系ブラジル人が急増。91年から2000年まで、路上で「サンバパレード」が開かれ、約30万人の観光客が集まったこともあったが、不況の影響などで01年に中止した。
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